2009年02月17日

FX始めました(おしまい)

始めてたかだか2週間にすぎないが、
FXについて、一言で言うと
「くだらない」ということだ。
お金を動かすだけで利益を得ようとする、
そこには何も生まれない。

主婦がFXで気軽に月2〜3万のお小遣いを、
なんて薦めがあるが、同じくらいの時間を
自宅のパソコンの前で過ごすなら
葬儀屋の顧客データ管理のアルバイトを
した方が絶対いいと思う。
FXで2〜3万稼ぐ人がいれば、同様に損をする人もいる。
いやそれ以上に負債を抱える人も大勢いるのだ。

FXを始めると、国際情勢に興味を持てるという利点を
挙げる人もいるが、それは確かに一理ある。
世界の様々な動きが為替相場に影響してくるからだ。
特に各国の金利政策、景気動向などの経済指標には
わかりやすいくらいダイレクトに反応がある。
経済以外のニュースでも、例えばヨーロッパ全土で
ペストが大流行した時はユーロが10円くらい下がったし、
動物愛護のためオーストラリア主要3州の動物園で
コアラの抱っこが禁止になりました、
というニュースでオーストラリア$が10銭くらい下がる。

しかし、何も生み出さない人たちが海外情勢に精通しても、
結局、何の意味もないのではないか。

人というのは創造してこそ人なのだと思う。
人類はたしかに地球環境を破壊してきたかもしれないが、
それでも私は、人は創造することで進歩してきたと信じたい。
文明国に住む現代人の心は荒廃していると言われるが、
明日の食べ物を心配しなければならなかった人々、
暴力によって物事を解決しなければならなかった人々が
平穏な心でいられたのだろうか。
40までしか生きられぬ人生よりも
80まで生きられる人生の方が良いと思うのだ。
生まれながらに身分が決まっている人生よりも
努力が報いられる(少なくともそう見える)
人生の方が良いと思うのだ。
もちろん、こんな状況に無い人々もいまだに多くいるだろうが。

マネーゲームは何も創造しない。
ましてやレバレッジなど持ち金の何倍もの
お金を動かすことに、いったい何の意味があるのだろう。

しかし、これだけのことを言っておきながら、
じつは、私はまだFXを続けている。
FXがなぜダメなのか、つまりはこういうことなのだ。

一つ言い訳させてもらうと
前回紹介したスワップポイントというもの、
これで本当に1年100万も貯まるのか、
どうしても結果が知りたい。
それに、ちょっと言いづらいのだが、
このところの少しの円安でけっこう利益が出てしまっているのだ。
もしこのまま円安が続き半年前の水準まで相場が戻れば
私は数千万を手にすることになるだろう。

そうなったら、FXはもう止めにして、
星空の綺麗な高原に移り住んで、
ささやかなペンションを始めようと思う。(了)
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2009年02月02日

FX始めました(その3)

 なんとか持ちこたえて、危篤状態は乗り越えた。しかしまだ予断を許さず小康状態。
 詳細を確認すると一番の問題であったポンドが持ち直していて、マイナスも数万におさまっている。本当ならここで売ってしまうべきなのだ。イギリスの低迷は長期に渡るだろうという観測が支配的で、下がる可能性はあっても上がる可能性は見当たらない。でもマイナスで精算する、これが出来ないのだ。
 FXで勝つためには、潔く損を確定させるのが絶対条件だという。でも本当にこれが難しい。あきらかに負けと分かっていても、ほんの少し無理矢理でも希望があれば、それにすがってしまうのが人間というものだ。あなただって、きっとそうだ。
 そしてこんな時、人はそのマイナス分を取り返すために、さらに、その負けの中に突き進んでしまうものだ。絶対無理、あきらかに負けと分かっていてもあきらめきれない。
 結局、さらに挽回するためにオーストラリア$とニュージーランド$を買い足してしまう。人はこうして堕ちていくものなのだなあと。
 それに今回の投資はスワップポイントを当てにしてのものでもあるので、出来るだけ長く保持しておきたいという気持ちもある。スワップポイントとは、日本円でオーストラリア$を買った場合、現在の日本円の金利が年利0.1%に対し、例えばオーストラリア$は年利4.25%なので、その差額つまりほぼ4%くらいの金利を毎日受け取ることができる。FXの場合、レバレッジをかけているので例えば100倍であれば1万の元金が100万に、これに4%の金利がつくのでスワップポイントで4万の利益。元金に対して年利400%もの利益を得られることになる。これは「投資してくれればあなたのお金を倍にします」という金融詐欺も真っ青の話しだ。
 私の場合、現在このスワップポイントが日に3000円ほど入る。1日3000円あれば人は暮らせるだろう。さらに言うと、これが1年続くとなんと100万もの大金を得ることになってしまう。こんな事が許されていいのだろうか、何か間違っているのでは。こちらが提供しているのは小額のあくまで仮想のお金なのに、それに対してリアルな金利が支払われる。こんなシステムはきっとどこかで破綻するのではないだろうか。

 相変わらずマイナス基調ではあるが、動きがだいぶ落ち着いてきたので、あと1週間ほど様子を見て、今回実体験してみたFXというものについて、総括してみたいと思う。(続く)
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